う〜ん

 毎日出来ごとが過ぎる。ああこれはおもしろいと思ったことも、口を閉ざせばたぶんほとんどが消える。その中で、動いている事実だけが積み重なっていく。ああこれは忘れてはもったいないと日記に記す、blogに記す。それらは残るだろうか。それらは時がたち振り返るときのアルバムのようなものになるか。
 テレビで富士登山をやっていた。登山のための杖があって、これを登山口で購入して、行程のポイントで焼印を押してもらい、最後の頂上での焼印で、アナタは何月何日に富士山に登りましたヨ、となるヤツ。人によっては何回も登るから、登った回数ぶん、その金剛杖なるものがご自宅に飾ってあるのだろう。というかホコリをかぶってるのか。思い出とはソレと同じだろうか。
 引越しで部屋を片付けているときに、大掃除でいらないもの総ざらえするときに見つけてしまう、忘れていたモノども。たまたまそれらを眺め、物思いに耽る、思い出とはソレと同じだろうか。考えごとを整理しようと立ち上げたコレも、同じだろうか。暑さのせいか多忙の言い訳自堕落か、思考も停止状態に近くなるとハタと止まるこのblog、一度休むと休みっぱなしは情けなし。
 自分の思考の過程を固定しつつ、考えを構造化したいのだから、休んじゃいけないな。この1カ月、いろいろあったじゃないか。ねぇ……
 軽いデジカメ欲し〜